テレワークで時差Biz

佐藤 航さん

ソフトウエア開発業勤務
40代/3人家族

通勤時間:約1時間
勤務先:シックス・アパート株式会社(千代田区)
職種:セールスエンジニア
家族構成:妻、子供(幼児)

高校時代に吹奏楽部でコントラバスを演奏し、現在も都内の楽団に所属しています。今は子どもがまだ小さいので、演奏会のビデオ録画担当をしています。

実家に帰って仕事をすることで、
子どもと一緒にいろいろな体験ができます。

「時差Biz」を知る前から自社のテレワーク制度である「SAWS(Six Apart Working Style)」を活用して、普段は自宅で、年に2回は秋田の実家に帰省して仕事をしている。2016年の「SAWS」導入前は休暇を取っていたが、場所も時間もフレキシブルに働けるため今はその必要はなく、滞在期間も2週間に伸ばした。当初は実家の両親や地元の友人から「仕事はどうした? 会社辞めたの?」と聞かれたという。今はテレワークという働き方も認知されつつあるが、「時差Biz」の取組によって、もっと世の中に広まっていくことを期待している。

時差Bizを経験して得られたこと

会社が「時差Biz」に参加することを知ったときは、自分たちが進めている「SAWS」を多くの人が認知、理解してくれるといいなと思いました。当社は「時差Biz」よりも前に全社員が不要な出退勤をしないというテレワーク制度の「SAWS」を導入していましたので、すでに2年前から通勤時間帯の混雑した電車に乗っていません。今回の時差Biz期間中には、「SAWS」を活用して、秋田の実家に2週間帰って仕事をしていました。実家では自家農園として野菜を作っているので、子供に種や苗を植える経験をさせたいと思い、仕事以外の時間は一緒になって畑仕事をしていました。実は、前回は冬の「雪まつり」の時期に合せて2週間帰省して、子供と雪まつりや雪遊びを楽しみました。「時差Biz」は各社がいろいろな取組をされているようですが、私はテレワークを最大限に活用することで、仕事もプライベートも充実させることができると実感しています。

時差Bizで実現したいこと

「SAWS」の導入で通勤しなくなったので、単純に往復の通勤時間分自由に使える時間が増えました。また、妻は通勤しているので、在宅率が高い私が晩御飯を作ることが増えましたね。もともと料理は好きなので、楽しみながら晩御飯を作っています。また、スーパーのタイムセールで食材の買い物ができるのでお得です。その他の趣味の時間も充実しています。高校時代には吹奏楽部でコントラバスを弾いており、現在も都内の楽団に所属しています。現在は子供が小さく練習への参加が難しいので、演奏会のビデオ録画を担当しています。撮影も趣味の1つなので、楽しみながら撮影・編集をしています。こういった話をすると、仕事が楽なように感じる人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。時間は自由になりましたが、その分自分で考えて仕事を進めないといけないので、責任に対するプレッシャーは以前より大きくなっています。でも、自由な分自分自身で納得のいく毎日を送ることができています。今後も時間の使い方をしっかりと考えて、趣味の時間や家族の時間をもっと充実させていきたいと考えています。

これから時差Bizに参加する方に

今ではテレワークが当たり前になっていますが、導入当初は戸惑いもありました。毎日自宅で仕事をするという話をしたら妻の両親には驚かれましたし、秋田の実家に長期帰省した際には、仕事を辞めたと思われたりしました(笑)。テレワークという言葉が広まったお陰で、今ではそうした誤解もなくなりました。そうしたこと以上に大切なのは、場所と時間を共有している家族としっかりと話をすることです。家は妻や子どもにとってはくつろぎの場ですから、仕事の部屋やスペースをどうするかも大きな問題ですね。日々の予定をしっかりと確認し合うことも重要です。また、集中するべき仕事のときは声をかけないように事前に伝えておくなど、お互いが気持ちよく過ごせる空間、時間づくりがテレワークを成功させるポイントです。これからテレワークを始める方には、事前の環境づくり、ルールづくりをしっかりとして、進めていく中で不都合があれば柔軟に変更して、臨機応変に対応していくことをお勧めします。