フレックスタイム制とテレワークで時差Biz

中島 絵梨さん

運輸業勤務
30代/3人家族

通勤時間:1時間15分
勤務先:日本航空株式会社(品川区)
職種:業務企画職(総合職)
家族構成:夫、子供(幼児)

復帰後間もないため、両立を優先していますが、もう少し慣れてきたら、趣味のホットヨガを再開したいと思っています。無理なく体調を整えられるので、オススメです!

新しい働き方で、育児と仕事を両立させています!

産休・育休を終えこの春に職場復帰して以来、フレックスタイム制による時差出勤、テレワークを活用しながら勤務をしている中島さん。休職前は「上長や同僚と直接対話しながら、仕事に取り組むこと」を重視していたため、テレワーク等にはあまり積極的ではなかったという。しかし、復職後、諸制度を活用してみると、自らが感じていた新しい働き方への不安は「単なる思い込みだったと思うようになりました」。現在は、時差出勤によってストレスが少なくなった通勤時間を「家庭」と「仕事」の切り替えタイムとして活用しながら、その両立を実現させている。

時差Bizを経験して得られたこと

時差勤務などで社員同士「働く時間」が異なってくると、気になるのがコミュニケーションのとり方ではないでしょうか。私自身もそれを心配していたのですが、実際に制度を活用してみると、ほとんど影響はありませんでした。実際に対面する機会が多少減っても、メールやテレビ会議、チャット機能等を駆使してレスポンスを早くすれば、日々のコミュニケーションと同様に対応できますし、課題が発生したとしても、解決策の実働に移るタイミングにも変わりがありません。そのことを体感してから、安心して業務に向き合うことができるようになりました。関係者同士の情報共有については、むしろ前より密になったと感じます。他の社員より早めに退社し、テレワークを活用することもある私の場合、特に「自分が会社にいない時間」のことを考えて、必要になりそうな資料を残したり、業務の進捗状況を前広に共有したりするようになりました。おそらくこの点に関しては他の社員も同様で、コミュニケーションの強化につながっていると思います。
個人的には仕事の効率化、作業の時間配分についてより緻密に考えるようになりました。休職以前からTO DOリストは作成していたのですが、当時意識していたのは仕事の優先順位付けでした。けれども現在では、それに加えて、個人作業と意見交換等が必要なグループワークとを色分けするようになりました。結果的には、それが限られた時間を有効活用するための重要なポイントになりました。

時差Bizで実現したいこと

子どもの送迎の都合もあって、フレックスタイム制を利用した8:00~17:00の時差勤務をしていますが、思った以上に快適です。朝の電車ではほぼ座れるので、ストレスもあまり感じません。通勤時間のストレスがないと心の余裕が生まれ、例えば出社後の段取りをイメージしたり、仕事後の家事のことを考えたりするようにもなりました。出勤すれば対処すべき事項がいろいろとありますし、上司や同僚との打ち合わせ等も必要です。自宅では家事・育児で手一杯ですから、どうしても慌ただしく行動をしてしまいがちです。せっかく通勤が楽になったのですから、その時間を活用して、自身の成長にも繋げられたらと考えているところです。
今後は、当社で取り入れているワーケーション(休暇中、一時的に旅行先などでリモートで仕事をする制度)にもチャレンジしたいと思っています。仕事との兼ね合いを考えると長期休暇は取りづらい部分もあるのですが、この制度があれば休暇中の1日だけ電話会議などに参加するといった形で仕事ができ、長めに休暇を取得することも計画しやすくなります。日々の疲れを癒し、心身ともにリラックスするには休むことも大切です。それと仕事とを上手く両立させてくれるワーケーションは新たな活力となり、私に限らず周囲の社員もかなり興味と期待を寄せていると感じます。

これから時差Bizに参加する方に

たとえば、自宅でテレワークをすると仕事に集中できないとの声を聞くことがあります。ですが、当社のテレワークは自宅以外、例えばカフェやレンタルオフィスなどでも活用可能ですから、自分の集中できる環境を選択すれば問題ないと思います。
また、特に管理職の方は、自身が出社しないと決裁や承認業務が滞るのではないかと不安を感じるかもしれません。当社の場合、既にシステム面ではリモートの環境でも承認ができるようになっていますし、当社で今年度のテレワーク・デイズに役員をはじめ、管理職全員がテレワークに挑戦するという取組を行いました。メールで連絡を取り合ったり、テレビ会議を行ったり……結果、1日が過ぎてみると、何の支障もなく業務を進めることができました。このように、イベントとして働き方改革に挑戦してみることで、今感じている漠然とした不安も少し解消されるかもしれません。同様の取り組みをそれぞれの会社が実践し、やがて現実の制度として組み込むようになっていけば、自然に個人のライフスタイルに合った勤務時間の構築が実現されていくのではないでしょうか。
時差Bizをはじめ、何かをきっかけに「意識改革」を行えば、「働き方改革」にもつながっていく。私自身はそのように捉えています。